Beat46・中級WEBドラム教室[md003-48]

【ハイハットワーク04-02】

 さて、ハイハットで8分音符を踏む、どの程度までテンポアップ出来たでしょうか?
ハイハットは、利き足とは違う方の足を使うのが通常ですから、最初は結構キツいと思います。
 ただ、利き足ではないとはいえ、動かしていれば、ある程度の速さまでは、練習量に比例して動くようになるはずです。
その、ある程度の速さを越えた領域からがしんどいのですが。これは、バスドラムやスティックコントロールも同様です。
少々キツいことを、一定の時間耐えて動かし続けないとスピードアップは図れません。
しんどい、と思ってやめてしまうと、効果は薄れます。
 8分音符でハイハットを踏む場合も、音と音の間は極力、クローズしている(閉じている)時間を長く保ってください。
テンポを速くして行くと、だんだん閉じている時間を保つことが辛くなり、次の動きが間に合わず、遅れてしまいます。
テンポを速くして行けば、どこかの速さで、「音と音の真ん中のタイミングで開かないと到底間に合わない。」ということになりますが、要は、そうなるテンポ・速さを極力速いものにまでアップさせるようにする、ということです。
音と音の真ん中のタイミングで開く形であっても、とにかく、踏み続けられるテンポを上げられれば、その分、ギリギリまで閉じておく踏み方で出来るテンポの限界値もアップします。
 練習方法としては、「テンポを上げてとにかく踏み続ける」というものと、「閉じる時間を極力長く保ちながら踏み続ける」という2通りの形(当然、その2通りのテンポはまるっきり違うもの)を行う、というのが望ましいでしょう。

2014年03月08日発行第506号掲載

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