Beat46・中級WEBドラム教室[md003-47]

【ハイハットワーク04-01】

 今回からは、「ハイハットを8分音符で踏む」という内容に入っていきましょう。
 前号までの内容は4分音符、もしくは8分音符も含まれたが、バスドラムのキックと交互に踏む結果、8分音符ウラで踏む形になった、という範囲のものでした。
 譜面を見てください。
ハイハットのみを8分音符で踏んで鳴らしてみます。
バスドラムと両手の音は、ナシです。
速いテンポの4分音符を踏むことが出来ていれば、スローテンポの8分音符であれば、容易に踏めるでしょう。
 例えば、テンポが180の4分音符と、テンポが90の8分音符は音符の速さ自体はまったく同じですね?
4分音符で踏むことの出来るテンポの限界値の半分の速さの(テンポの)8分音符は踏める、ということです。
少なくとも、踏めるための筋力/スピードは備わっている、ということ。
 但し、実際の演奏では、8分音符として踏むならば、その音の2つごとにテンポに乗る、ということをお忘れなく。
テンポに乗る、とはつまり、4分音符の速さをとらえ、それに合わせて上半身を軽く揺らす、もしくはその4分音符を基本として、それを2分割して8分音符の速さを導きだす、ということです。
 音符の速度が遅いからといって、8分音符の1つ1つを一拍=4分音符のようにとらえないこと。
バンドアンサンブルに於いて、全員がこの点の共通認識を持っていないと、演奏上で微妙なズレが生じる可能性が高いし、小節数等に於いては明らかに食い違います。
4分音符だと思っていたものが、実は8分音符だったとすると、演奏の特定の部分の小節数が本当は4小節なのに、2小節だと勘違いしてしまったり、というようなことですね。
 音符が変わっても、ハイハットを踏む場合の足の使い方は変わりませんが、テンポが速くなるにつれ、かなりキツい動きになります。スローテンポから徐々にテンポを上げて行き、且つ、各テンポに於いて、3分以上は継続して踏めるところまで持って行きましょう。
 次回に続きます。

2014年03月01日発行第505号掲載

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