Beat46・中級WEBドラム教室[md003-45] |
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【ハイハットワーク03-10】 |
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今回は、前号の最後の方に述べた内容について、掘り下げて解説します。 「左右それぞれの足の動きを、独立したものと考える」ということでした。 譜面を見てください。 前号のものと、1、2拍目は同じですが、3拍目のバスドラムが少し変わっていますね? バスドラムとハイハットを1音づつ交互に、等間隔に音を出すだけなら、順番を追っていく感覚で、なんとなく形になります。 左右の足を交互に動かせばいい、という感覚ですね? しかし、今回の形のように、3拍目のバスドラムの音数が増えるとどうなるでしょうか。 まず、左右交互という形ではなくなりますね? 右利きの場合、「右左右右左」という順序で、複雑とは言えないですが、音同士の間隔はすべて同じではなくなります。 単に動かす順序を追いながらやると、音符の速さ、テンポは、やはり狂いやすい。 メトロノームを聴きながらやれば、ある程度は安定して来るかもしれませんが、それは、「メトロノームに助けられている」とも言えます。 メトロノームを聴きながら練習する場合、繰り返していれば、速さに慣れて来て、テンポは安定はしてきます。 ただしそれは、「メトロノームが鳴っているから」なんです。 実際のバンド演奏等では、メトロノームはないわけですよね? 今回の形の場合、一定の動きをしているのは、ハイハットの踏みの方です。 つまり、「ハイハットの2、4拍の踏みを基本として、一定のテンポに乗り、そのハイハットの踏みのテンポに合った速さでバスドラムをキックする」という形が理想、ということ。 ハイハットの踏みを基本とする以上、まず、ハイハットの踏みそのものの動きが独立したものでなければならない。 これは、「バスドラムがどんなふうにキックされようが、ハイハットの踏みのテンポは揺るぎないものである」、ということ。 そういう感覚を保ちながら、演奏出来るべきである、ということです。 次回に続きます。 |
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2014年02月15日発行第503号掲載 | ||
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