Beat46・中級WEBドラム教室[md003-44]

【ハイハットワーク03-09】

 さて今回は、前号までと似ていますが、少し違う形です。
 譜面を見てください。
前号までは、バスドラムは4分音符のキックをキープしながら、ハイハットを
1)全拍踏む。
2)2、4拍のみ踏む。
の2通りでした。
ですが今回は、「バスドラムのキックと、ハイハットの踏みを交互に行う。」、という形です。
 1、2拍目の動きの速さを2倍にしたものが3、4拍目の形です。
1、2拍目の部分は、むしろ前号までのものより簡単かも知れません。
しかし、左右の足を交互に使いますから、テンポが揺れないように気をつけてください。
 そういう意味では、この1、2拍目の形、つまり、4分音符でバスドラムとハイハットを交互に鳴らす形を十分に繰り返した上で、3、4拍目の形に移行した方が良いでしょう。
スティックコントロールに於いて、左右交互に打つ「シングルストローク」の形で、4分音符から8分音符へと音符をチェンジする、いわゆる、チェンジアップというのをやりましたよね?
今回の形はまさに、「フットワークのチェンジアップ」と言えます。
 そして、慣れるまでは、バスドラムとハイハットを交互に、という感覚でいいのですが、動きに慣れて来たら、
「バスドラムはは1、3拍、ハイハットは2、4拍」(=譜面の1、2拍目をやり続ける場合)、
「バスドラムは4分音符、ハイハットは8分音符ウラ」(=譜面の3、4拍目をやり続ける場合)、
というように、左右の足それぞれが、独立して違うタイミングで音を出す、という感覚になれるようにしてください。
このことは、様々なコンビネーションが出来るようになる上で、またその時のテンポキープや、演奏のノリ、というものをコントロールする上で重要な感覚、と言えます。
 次回に続きます。

2014年02月08日発行第502号掲載

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