Beat46・中級WEBドラム教室[md003-36]

【ハイハットワーク03-01】

 久しぶりの中級WEBドラム教室です。
 ハイハットワークについては、8分音符のオープン/クローズの内容までで終わっていました。
今回からは、「ハイハットを踏んで音を出す。」という段階へ進んで行きたいと思います。
 ハイハットを踏んで音を出せることの最大のメリットはやはり、「両手で他のパーツを叩きながら、リズムの刻みの音も出せる。」ということでしょうか。
 通常ハイハットは、利き手の方を使って8分音符などを刻み続け、いわゆるリズムパターンを演奏する、というスタイルが圧倒的に多いと思います。
ただ、両手をクロスさせた形で演奏することが普通だし、ハイハットの刻みで片手を使いながら、残る片手で出来ることは限られて来ますね?
ハイハットを踏んで音を出せれば、両手やバスドラムの音を出しながら、つまり、フィルインや、ドラムソロのようなことをしている時も、ビートの刻みを音にすることが出来ます。
それは同時に、そのハイハットの音、そして、操る足の動きでテンポキープが出来る、ということにもなります。
さらに発展的にとらえれば、ハイハットを踏むための足の動きを鍛えることで、ツインペダルでの連打が上手く出来るようにもなります。
裏を返せば、ツインペダルの練習をすることで、ハイハットワークの上達の後押しにもなる、ということです。
 ハイハットを操る足は、利き足ではない方の足であり、この足を使わなくても、バスドラムと両手でかなりのバリエーションは網羅出来るし、利き足でない方の足は動かしづらいから、どうしてもハイハットワークには目をつぶりがち、もしくは、その時にやりやすい形でやってしまう、ということは以前にも述べました。
しかし、このハイハットのフットワークをマスター出来ない限りは、中級のカベは破れない、と思ってください。
 次回から、具体的な解説に入っていきます。

2013年12月14日発行第494号掲載

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