Beat46・中級WEBドラム教室[md003-22]

【ハイハットワーク02-12】

 今回もさらに別なバリエーションを紹介します。
 譜面を見てください。
全拍の8分音符ウラ=すべての拍と、拍の真ん中で、ハイハットオープンを行う形です。
つまり、オープン/クローズの繰り返しをずっとやり続ける、ということです。
前回の、後半2拍でオープン/クローズ、というものから前半の1、2拍目にもオープン/クローズを加えます。
いきなりハードルがさらに上がったように思われるかも知れませんが、1拍だけオープン/クローズをしない、というような形よりも、全拍でオープン/クローズをやるほうが恐らくやりやすいかと思います。
その代わり、と言っては何ですが、B.Dのパターンを1拍目、3拍目のアタマで1打づつ、という簡単な形にしました。
ハイハットを操る方の足の動きは「02-10」で紹介した練習メニューと同じですね?。
これに、2、4拍のS.Dを加え、1、3拍でB.Dをキック、ということです。
「ハイハットを操る方の足で、4分音符を踏む。そのために4分音符同士の真ん中で、ヒザとカカトを大きく引き上げる。」
というような感覚でやると良いと思います。
上手く出来ないときは、「02-10」の練習メニューの通りに、B.Dも4分音符でキック(=全拍キック)としても良いし、B.Dはナシにして、両手と、ハイハットを操る足の動きのみで、まずやってみてもいいでしょう。
 クローズのタイミングを、B.Dのキック、及びS.Dのショットとそれぞれがぴったり合うようにしましょう。
これがズレると、ひっちゃかめっちゃかになります(笑)。
特に、1、3拍でB.Dとタイミングを合わせることが難しいかも知れませんが、「02-10」のメニューをしっかりやっておけば、そんなに苦労はしないでしょう。
 また、今回の形では、特に、ハイハットを刻むスティックの動きが難しいでしょう。
オープンの時は、スティックを若干斜めにして、ハイハットシンバルのエッジ(端ッこ部分)を狙い、スティックが若干太くなっている部分で強めにショットする。
また、クローズの時は、チップでシンバル表面をショットして、タイトな音を出す。
この繰り返しになるので、手首をぐにゃぐにゃ動かすことになります。
この動きについては次号で説明するとして、さしあたっては、すべてのショットを同じ強さにして、すべてエッジを叩くことになっても良いので、ハイハットのオープン/クローズを繰り返しながら、B.DとS.Dを鳴らせるように、つまり、パターン全体の手足の動きをまず掴む、ということにトライしてください。

2011年11月26日発行第387号掲載

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