Beat46・中級WEBドラム教室[md003-18] |
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【フットワークの再確認・ハイハットワーク02-08】 | ||
前号で、オープンのための足の引き上げのスピードが大切、ということを述べました。 バスドラムのキックで、「オープン奏法」(=キック後すぐに足を引き上げてビーターを打面から離し、次のキックまで引き上げたまま待機するやり方)を行っている場合、ハイハットオープンの足の動きにスピードが必要なのが特によくわかります。 なぜならば、バスドラムをキックする足を引き上げた状態で、尚かつハイハットのオープンでの引き上げがあれば、両足を引き上げている時間が生まれる。 身体には、特に腰やお尻の側面あたりの筋肉に非常にキツい負荷がかかります。 この状態の時間が長く続くほどキツいわけで、そのために背筋が曲がったり、上体が後ろに傾いたりして、ドラムを叩く体勢が崩れやすい。 オープンの状態は、オープンの音をどれだけ伸ばすかに依って決まってしまいますから、オープンのための引き上げを時間短縮して、両足が引き上がっている状態の時間を出来るだけ減らしたいわけです。 クローズについては、今回の譜面で言えば、2、4拍のスネア、ハイハットのショットにぴったり合わせるように「キュッ」踏むようにして閉じる。 このクローズについてもスピードが大切であることは前々号で述べましたね? オープンのための足の動きを素早くするためのポイントとして、足の指で、フットボードを蹴って引き上げるようにすると、膝、カカトの引き上げを後押ししてくれてやりやすいでしょう。 ジャンプする時のような指の使い方です。 ただし、そのことで、足がフットボードから離れないように。 それから、B.Dのオープン奏法を用いた時、両足が引き上げられた状態がどうしても辛い場合は、バスドラムをキックする足の膝、カカトが少し下がるのは構わないと思います。 次のキックの時に少し膝とカカトの引き上げの動作を行うことになりますが、辛い体勢になって演奏が乱れるのを防ぐためには致し方ないでしょう。 ただし、膝とカカトが下がり過ぎて(つまり体重をかけすぎて)ビーターが打面に当たらないようにしましょう。 次回は、違ったタイミングでのオープンを解説します。 |
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2011年10月29日発行第383号掲載 | ||
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