Beat46・中級WEBドラム教室[md003-11] |
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【フットワークの再確認・ハイハットワーク02-01】 | ||
今回より、ハイハットの奏法について述べて行きたいと思います。 「ハイハットワーク[1-1」〜[1-4]」を再度読んで頂き、セッティングをきっちり行ってから練習に取り組んでください。 まずは、ハイハットの「オープン/クローズ」の奏法について述べて行きます。 まず大切なのは、足=右利きなら左足、の使い方です。 通常、ハイハットは、2枚のシンバルは閉じて(クローズ)叩いていますが、この時、左足(右利き)はカカトがわずかに浮いている状態で、足先(足の裏にある関節部分から、指を含んだ先端まで)に体重をかけてペダルのフットボードを踏んでいます。 ここから、2枚のハイハットを離すにはフットボードが上に動く、つまり足に掛けている体重を減らさなければなりません。 そのための正しい足の動かし方。 それは、 『膝とカカトを上に上げ、先述の「足先」の、フットボードをおさえている「面積を減らす。」ということ。具体的には、指先だけがフットボードに触れている状態にまですること』 です。 それにより、フットボードをおさえる力が減り、2枚のシンバルは開きます。 これが、オープンです。 この、オープンの状態にして、スティックで2枚のシンバルのうちの「上」のシンバル(=トップ)を叩くとジーッと音がするわけですね。 また、上記『膝とカカトを上に上げ・・・・』部分のことをやるには、太ももと、太ももの付け根の筋肉でもって、足全体を持ち上げるようにしなければなりません。 足の裏の関節を曲げれば、確かに膝とカカトは上がりますが、それだけだと、足の裏の関節を単に曲げるだけになり、フットボードをおさえる面積と力が残ったままで、フットボードは上に動かない可能性があります。 「足全体を持ち上げる。」という動きこそが大切で、それにより、結果的に、フットボードをおさえている面積が減って、上に上がる、ということ。 さらにこのとき、太ももの筋肉以外の、特に足首や、その先のいずれも力は抜いてください。 「椅子に座った状態で、足を持ち上げて浮かせる。」こととほぼ同じ。 唯一違うのは、フットボードに足の指の先が接していて、わずかに体重は残っている、ということ。 この、「わずかに体重が残っている。」という、「わずか」の度合いが2枚のシンバルの開き具合を左右し、それによりスティックで叩いたときの音色が変わるのです。 次回に続きます。 |
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2011年09月10日発行第376号掲載 | ||
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