Beat46・中級WEBドラム教室[md003-04] |
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【フットワークの再確認・ハイハットワーク01-04】 | ||
今回は前々号1−2の(4)について解説します。 「クラッチの上下の締まり具合」ということですが、トップのシンバルの表と裏の両方からクラッチのネジで挟み込むように締め付け、スタンドの心棒に固定している仕組みが一般的であり、この、表裏のネジの締め具合に寄って、「クローズ時のハイハットシンバルの音色が変わる」ということです。 強く締め付けるほど(=強く挟み込むほど)、余韻のない、硬い金属音となり、少し緩めに締めると、完全にクローズした状態でも多少「ジッジッ」という、余韻のある音になる。 ただ、クラッチのネジを緩く締めていると、余韻のない硬い音というのがどうやっても出すことは出来ず、反対に、強く締め付けていても、ペダルに乗せる足の踏み加減で「ジッジッ」という音は出せるので、 筆者は、通常、クラッチのネジは強く締め付け、硬い金属音が出るセッティングで演奏しています。 ですから、「自分のスタンダードなハイハットの音色をどういうものにするか。」ということで、調整すれば良いと思います。 以上、ハイハットの基本的なセッティングを行った上での、音色や演奏に関わる、細かい調整項目を4つ紹介しました。 繰り返しになりますが、ハイハットは非常に繊細で、今回紹介してきた4項目の調整や奏法によって、微妙に音が変わってくるので、基本セッティング(高さ、位置)も含めてしっかりやってください。 繊細であるということは、使いこなせれば、演奏の幅、表現力はグッと上がる、ということです。 リズムを刻み続ける中心的役割を担うパーツですから、自分の身体と一体になるぐらいにコントロール出来ることを目指してください。 「ハイハットはちょっと自信無かったんだよな〜。」という人は、これを機に克服して行きましょう。 次回より、一旦「初級編」に戻った後、ハイハットの演奏(オープン/クローズ、フットワーク=踏んで音を出す)に於ける解説を順次して行きます。 |
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2011年06月11日発行第363号掲載 | ||
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