Beat46・WEBドラム教室/番外編
経験からのアドバイス[08-01]

【団塊世代へメッセージ-01-】


 いわゆる、「団塊世代」の人達が定年を迎えます。
 今日の経済大国・モノが豊かな日本があるのは、まさにこの人達の、愚直で地道な労働の積み重ねの賜物です。
 家族のためとはいえ、ホントにまじめにこつこつと日々働いて来た功績は計り知れない。
 雇った企業やその社長や幹部が偉いのではない! あくまでも現場の第一線で汗を流した人こそが最高に偉く、尊いのです。
 団塊世代の人達が若い頃に、「老後のために」という生き方、価値観が備えられたと思う。これは雇用する側の都合で打ち立てられたお題目でもあるのだと私は今でも思います。
 「横並び主義」というのも団塊世代に端を発していると思う。
 善し悪しは別にして、この横並び主義がもたらす均一性は、ひとつの目的を達成するための大きなエネルギーとなるし、数十年後の定年までのひたむきな生き方ともあいまって、日本の経済成長の柱となり得た。
 そして今、ひとつの到達点として見据えて来たその「定年」を迎えるに至ったわけですね。これはまじめに、「ご苦労様でした。」と言いたい。
 え? ドラムとまったく関係ないじゃんって? いや、大ありだね・笑。
 定年を迎えた団塊世代の人達が、その後の趣味・ライフワークとして「音楽・楽器の演奏」を選ぶ人がとても多いんです。実際、私の教室にもその年代の方々が何人か来ています(あるいは体験にいらしたか、数回レッスンを受けた)。
 レッスンをしていて、この世代の人達には共通した傾向があると感じたのでそれを述べて行きたいと思います。もしかしたら多くの人に共通することかもしれません。

Copyright (C) 2006-2015 Beat46 All rights reserved.

2007年08月11日発行・第163号掲載


[→]次のページ・経験からのアドバイス[08-02]

[←]前のページに戻る

[⇔]経験からのアドバイス・メニュー

Copyright (C) 2006-2015 Beat46 All rights reserved.
Beat46ドラム教室