Beat46・WEBドラム教室/番外編
経験からのアドバイス[08-02]

【団塊世代へメッセージ-02-】


 先日、ミュージシャンの知り合いと話をしたんですが、団塊世代の人達は趣味に、割とお金をかけるらしい。(団塊世代より少し上の世代の人達もそうかな)
 何かを始めるにあたって、まず道具を買いそろえることが多いと思いますが、例えば、「蕎麦作り」などが割と人気が高いらしく、包丁をはじめ道具一式がとにかく高級指向で高価であるとか。調理器具の老舗メーカーなどとタイアップして「高級・蕎麦作りキット」などが販売されていて、結構売れてるんだとか。
 楽器に関しても、ギターや管楽器などを中心に、高価なものがよく売れているらしいです。楽器メーカーには嬉しい限りですね。
 ドラムはどうなんでしょう? 置き場所や叩く場所のネックがあるしね。高級スティックなんてないし・笑。
 道具にお金をかけることは私も必ずしも反対はしません。「形から入る」ことはある意味大事だ。「これだけ高い道具を買ったんだからきっちりやろう、ちゃんとやろう、長く続けよう。」と思えるんじゃない?・・・・。
 ただ、悲しいことに、この蕎麦作りに関しては長続きしない人が多いらしい。最初のうちは、家族も「お父さんが蕎麦作ったんだよ!」って喜んで食べてくれる。が、喜ばれると嬉しいからお父さん、頑張って毎日蕎麦粉をこねちゃう・笑。そのうち家族も飽きて来て、うんざりしてきて、近所にもひととおり配っちゃたし・・・。食べてくれる人がいなくなったらモチベーションも下がり、道具だけが残って手つかずになり、やがて包丁は錆び・・・。
 「何のためにやるのか?」ということはポイントですね

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2007年08月18日発行・第164号掲載


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