Beat46・WEBドラム教室[19-43]

【バスドラムのダブルアクション03-09】


 では、16分音符3つ目4つ目のダブルアクションを使ったフィルインをやって行きましょう。
 譜面を見てください。
 4拍とも、同じ動きの繰り返しですね。
まず、スネアで16分音符1つ目2つ目を連打し、その後、バスドラムのダブルアクションを行なって、「手手足足」という形で16分音符を並べます。
 念のために、手のスネアのショットだけで個別に練習した方が良いかもしれません。
スネアは、拍のアタマから2連打ですから、当然、1打目のショットの方が強くなりやすい。
しかし、手の方の音で1打目が強いと、その感覚、イメージが残って、バスドラムのダブルアクションも1打目が強くなってしまいやすい。
スネアのショットの1打目は弱く、2打目を強く打ちながらテンポキープが出来るようにしてください。
「タダッ、タダッ」という感じです。
「1打目を出来るだけ弱く、2打目は思い切り強く」ぐらいに叩いても狂わないように出来れば、なお良い。
 また、本来ダブルアクションを行なうタイミングで、「ドド」などと口で言いながら叩いて、「タダドドタダドド・・・」という感じで滑らかに繋がれば良いわけです。
 一方、キックの方も、最初はキックだけで上手く出来るかどうかやっておいた方がいいでしょう。
8分音符ウラからのスタートになるので、拍のアタマのタイミングで、「ウッ」と口で言いながらダブルアクションへと繋げていきます。
「ウットドウットド・・・」という感じでしょうか。
こうして、手足別々に練習を行なって、手足それぞれ、1打目よりも2打目を強くしながら安定して音を出せるようになれば、手足を一緒にして並べても、かなり安定して演奏出来るはずです。
 手の2打は、さしあたって利き手からスタート、つまり右利きならRLという手順で行なってみましょう。
ダブルアクションも含めて、上手く出来るようになって来たら、敢えて手順を逆にして(右利きならLR)、トライしてみましょう。
これは当然ながら、移動パターンに於ける、叩くパーツの順番のバリエーションの広がりをもたらすための練習です。

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2015年03月07日発行第558号掲載


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