Beat46・WEBドラム教室[19-41] 【バスドラムのダブルアクション03-07】 |
さて今回は、ダブルアクションを使った、また別のリズムパターンを紹介します。 譜面を見てください。 16分音符3つ目4つ目でのダブルアクションは変わりませんが、そのダブルアクションを1拍目〜3拍目まで連続して行い、かつ、このパターンを繰り返す時の、4拍目の16分音符4つ目と次の小節1拍目のアタマでもダブルアクションしよう、というものです。 前号は、「スネアとバスドラム(のダブルアクション)のコンビネーション」がテーマでしたが、今回は「ダブルアクションの持続力」がテーマ、ということです。 今までのダブルアクションのバリエーションでは、フィルインで応用する場合にダブルアクションを繰り返す、ということはありましたが、今回はリズムパターンにおいても、毎拍繰り返す形を取り入れてみよう、というわけです。 譜面を注意深く見て頂ければわかると思いますが、ダブルアクション同士の間隔は、1〜2拍目、2〜3拍目共に同じです。(16分音符2個分の間隔) そして、3〜4拍目は少し間隔が広いですね?(16分音符3個分の間隔) そして、一番キックがキツいのは、このパターンを繰り返す時の、4拍目から次の小節の1拍目にかけてダブルアクションを行なって、すぐにまた、1拍目16分音符3つ目と4つ目でダブルアクションを行う部分でしょう。 この部分は、2度のダブルアクション同士の間隔が、16分音符1個分しかありません。 上手く出来なければ、1小節づつ区切って練習しましょう。 ただし、「1小節プレイして1小節休み=休みの間も、テンポはキープ」というふうにしてください。1プレイごとに仕切り直してやらないこと。 もっとも、メトロノームを鳴らして練習すれば、おのずとテンポキープは原則となるでしょうが、2拍休み、とか3拍休みなどにはせず、あくまでも1小節=4拍休み、としてください。 これは、タイム感を養うために守るべき形です。 プレイと休みを4回繰り返せば、8小節となるということを理解しましょう。 4拍子の繰り返しの流れを身体に習慣付ける、ということです。 また、ハイハットもしくはライドシンバルで8分音符を刻みながらのダブルアクションの繰り返しになるので、ダブルアクションの動きに影響が出る可能性も高いです。 それについては次回で述べたいと思います。 Copyright (C) 2006 Beat46 All rights reserved. |
2015年02月21日発行第556号掲載 |
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