Beat46・WEBドラム教室[19-36]

【バスドラムのダブルアクション03-02】


 さて、前号から16分音符の3つ目と4つ目のダブルアクションの形に入りましたが、まず1打目の16分音符3つ目が正確に入れられるようになった上で、今度は、3つ目よりも4つ目を強くキックすることが出来るようにしていきます。
そのための練習方法のひとつを紹介しましょう。
 譜面を見てください。
ダブルアクションの2つの音を、1小節の中で別々に1打づつキックするパターンです。
 まず、1拍目で16分音符の3つ目=8分音符ウラだけをキックしますが、この時のキックは音量を抑えます。
音量を抑え、なおかつ、タイミングが正確になるようにキックします。
そして、3拍目で、16分音符の4つ目をキックします。
この部分は、1拍目の時よりも強くキックします。
 この今回の譜面を1小節演奏した後に、前号の形をつなげてやってみてください。
今回の譜面での、1打づつ別々にキックした感覚、特に音量差=キックする強さの差の感触を忘れないようにして、次はその2つのキックのタイミングを、ひとつにまとめてダブルアクションをしてみる、ということです。
 あるいは、前号の形の、後半3拍目からをいきなり繋げた方が、感触を覚えたまま出来るかもしれません。
つまり、今回の譜面のパターン→前号の譜面の3、4拍目、というふうにつなげて行なってみる、ということですね。
 もしくは、今回の譜面の、3拍目、4拍目→前号の譜面の3、4拍目とつなげてもいいでしょう。
これは、16分音符の4つ目だけをキックする場合、必然的にそのひとつ前=16分音符3つ目=8分音符ウラのタイミングも意識するので、16分音符4つ目のみキック→16分音符3つ目にもキックを加えてダブルアクション、というつながりにすれば、2打目の16分音符4つ目を強くキックするダブルアクションになりやすい、という狙いです。
 また、今回の譜面の1、2拍目→前号の3、4拍目とつなげる、つまり、16分音符3つ目=8分音符ウラのみキック→16分音符4つ目にもキックを加えてダブルアクション、という順序でもいいと思います。
要するに、ダブルアクションのどちらか片方のキックのみを先に行ない、その後、もう一方も加えてダブルアクション、というのが今回のメニューのポイントです。
 いずれにしても、音量差をしっかりつけ、そのことで2つの音それぞれのタイミングが狂わないように注意して演奏してください。

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2015年01月17日発行第551号掲載


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