Beat46・WEBドラム教室[19-27]

【バスドラムのダブルアクション02-09】


 16分音符の2つ目と3つ目でダブルアクションをする形、そのフィルインの、また別のバリエーションを紹介します。
 譜面を見てください。
 手=スネアで16分音符の1つ目と4つ目を叩き、キックは2つ目と3つ目を鳴らす、という形です。
手足で16分音符を連打して並べるわけですね。
連打ですから、音と音の隙間がない分、キープしやすい、という見方もある反面、手、足、それぞれのタイミングが的確でないと、音符がきれいに並ばない、ということになります。
キックの方は、16分音符の2つ目から、とういう形ですから、拍のアタマのスネアのショットの振り下しと同じタイミングでビーターの戻し、つまり、ヒザとカカトの引き上げが成されれば良い。
 気をつけるべきは、手の動きですね。
まず、拍のアタマを打ったスティック(右利きなら右手)は、打面近くで止めておくこと。つまり、振り下ろした状態にしておくことです。
そして、バスドラムのダブルアクションの二打目が成される時に、16分音符4つ目を打つ左手(右利きの場合)の振り上げが成されなくてはなりません。
つまり、バスドラムの2つ目が鳴った時点で、振り上げが完了してスティックが頂点に上がり切っていることです。
振り上げが早すぎて、頂点に来るタイミングが早すぎると、バスドラムとスネアの音の間隔が狭くなったり、重なってしまったりする可能性があります。
 また、16分音符4つ目のショットのための振り下しと同時に、次のアタマを打つ右手(右利きの場合)が振り上がらなければなりません。
これも、振り上がりが早すぎると、手の部分の連打が詰まってしまう、ということですね。当然ながら、16分音符4つ目を打ったスティックも、打面近くで止めた状態にします。
結論を言うと、足も手も、音を出すタイミングよりも16分音符1個分手前で引き上げた状態を作る、ということ。
そして、次のショットまで時間がある場合は、スティックは振り下ろした状態で止めておく、ということですね。
スローテンポから練習して、この引き上げた状態=頂点に達している状態になるタイミングを確認し、次のショットまではスティックを振り下ろして待機させることを確認してください。
 次回に続きます。

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2014年11月15日発行第542号掲載


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