Beat46・WEBドラム教室[19-24]

【バスドラムのダブルアクション02-06】


 前号の続きです。
譜面の1、2拍目のバスドラムとフロアタムの音をぴったり合わせられるようになりましたか?
ほんの数小節出来ても、出来たうちには入りません。
数分間繰り返しても、双方の音をピッタリ合わせて演奏出来るようになってください。
 それが出来たら、3、4拍目に移ります。
2拍ともスネアでアタマ打ちをしますから、同じ動きの繰り返しになりますね。
フロアタムのみでも、次に続くダブルアクションまでの3つの音が等間隔になっているかを確認するのは難しくはありませんが、拍のアタマをより明確にするためにスネアも加えてやってみてください。
スネアとフロアタムの音も、当然ながらピッタリ揃えます。
 利き手で叩くフロアタムの音がわずかに早く鳴って、「フラム打ち」のようになりやすいので注意しましょう。
(「フラム」については別途解説します。)
フロアタムとスネアを同時に打つことで、その間にある利き足が視界に入ると思います。
ですからフットワークのチェックも出来ます。
拍のアタマのスネアとフロアタムから始まって、ダブルアクションの2つ目の音までの3つの音が等間隔に並んでいるようにしてください。
尚かつ、ダブルアクションの2打目とフロアタムの音がピッタリ合ってないとダメです。
フロアタムを叩く8分音符を正確に叩くようにし、それを基本のモノサシとして、キックを合わせて行く、というアプローチで良いでしょう。
 フロアタムの音の余韻=サスティーンが長すぎると、バスドラムの音とぴったり合っているかわかりにくいかもしれません。
また、フロアタムのショットが弱すぎても同様です。
ストロークは大きくなくとも、打面に当たった瞬間の握りを強くし、粒がはっきり聞こえるように叩きます。
あるいは、フロアタムの打面をガムテープを貼る等してミュートし、余韻があまり残らないようにする。さらには、ロータムやハイタムで8分音符を叩きながらも試してみる、などを行ってください。
 いずれにせよ、利き手で叩く8分音符が不正確だと、キックとの音のタイミングが合っていても、音符として不正確になってしまいます。
この3、4拍目だけを繰り返し練習して、出来るようになったら1、2拍目からつなげてやってみる、という順序でも良いと思います。
 Let!s Try!

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2014年10月25日発行第539号掲載


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