Beat46・WEBドラム教室[19-21]

【バスドラムのダブルアクション02-03】


 前号のパターンの解説の続きです。
 ハイハットは8分音符ウラのみをショットする、という形ですが、コンビネーションが難しいくて上手く出来ない、という場合は、バスドラムはナシにして、両手のみをまずやってみるといいでしょう。
 その際のポイントは、「ハイハットを刻むスティックが頂点に達するタイミング」です。
スティックが振り上がって頂点に達するタイミングが、4分音符=拍のアタマであれば良いわけです。
頂点とは、振り上げから振り下しへとスティックの動く方向が変わる部分である、ということ。
8分音符ウラを強く意識しながら、4分音符=拍のアタマにも意識があれば、スティックは自然と拍のアタマで頂点に達し、そこから降りて行って8分音符ウラでショット、という動きになるはずです。
 その動きをキープしながら、もう一方の手(スティック)で、2、4拍アタマでスネアをショットするわけですね。
バスドラムを含めたこのパターンを口で言い表すなら、「ドッチッタッチッウドドッタッチッ」となります。
特に「チッ」を強く発声し、3拍目アタマの「ウ」は、チッほど強くなくていいが、ハッキリ歯切れよく発声する、という感じです。
口で言い表すことで、パターンのイメージをつかんでください。
 このパターンを演奏するにあたり、注意点があります。
それは、8分音符ウラでハイハットを刻みながら、キック(もしくはスネア)で16分音符を混ぜて音を出す場合、「ハネてしまいやすい。」ということです。
繰り返し演奏、もしくは口で発声する場合でも、ハネた方がやりやすい、と感じてしまうでしょう。
つまり、ダブルアクションの部分が、「ウドドッ」ではなく、「ウッドドッ」となってしまうわけです。
この2つは、根本的に別ものです。
 次回に、この2つの違いに少し触れたいと思います。

Copyright (C) 2006 Beat46 All rights reserved.


2014年10月04日発行第536号掲載


[→]次のページ[19-22]【バスドラムのダブルアクション02-03】

[←]前のページに戻る

【バスドラムのダブルアクション・メニュー】

[⇔]WEBドラム教室メニュー


Copyright (C) 2006 Beat46 All rights reserved.
Beat46ドラム教室