Beat46・WEBドラム教室[19-20]

【バスドラムのダブルアクション02-02】


 前号からの続きです。
 ダブルアクションの2打目が8分音符ウラのタイミングになり、強くキックしづらくなる、ということでしたが、その対策としてのパターンが今回のものです。
 譜面を見てください。
バスドラムとスネアは同じですが、ハイハットの刻み方が前号と大きく変わっていますね?
各拍の、8分音符ウラのみをショットします。
アクセントが付いているので、強く叩く、ということです。
 こうすると、テンポキープをするために、8分音符のウラのタイミングを強く意識するようになりますね?
8分音符ウラを基本として、そこから4分音符=テンポを作って演奏、という形になります。
要は、4分音符よりも8分音符ウラ=拍と拍の真ん中、のタイミングを強く意識して演奏する形、を作れるわけです。
そうすることにより、3拍目のダブルアクションの2打目(8分音符ウラ)を強く意識することになり、結果、その2打目を強くキック出来る、ということです。
 8分音符ウラを強く意識したとしても、一番意識しやすい4分音符=拍のアタマは自然と意識出来るはずですから、前号で述べた、3拍目のアタマを「ウ!」と歯切れよく言うことも出来、そこから次のダブルアクションへつなげる、「ウ!ドドッ」という動きも、さほど難しくはないはずです。
 ハイハットを8分音符ウラの刻みのみにする、という動きが、コンビネーションとして難しい、と感じるかもしれませんが、前号同様に8分音符すべてを刻みながら、ウラのみアクセント(強く叩く)となると、その強弱をつけるスティックワークが上手くいかないと、8分音符ウラを強く意識することが出来ません。
連打しながら強弱をつけるには、アップダウン奏法が出来なくてはいけませんが、これはこれで別途練習するとして、今回の主眼は「バスドラムのダブルアクション」ですから、ハイハットは8分音符のウラのみを刻む形で練習する方がいいでしょう。
 次回に続きます。

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2014年09月27日発行第535号掲載


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