Beat46・WEBドラム教室[19-18]

【バスドラムのダブルアクション01-18】


 今回は、前々号迄の形(01-15の形)から、さらに難易度を上げたものです。
譜面を見てください。
 バスドラムのダブルアクションを、拍ごとに繰り返しながら
拍のアタマでクラッシュシンバルを打ち、その後の16分音符の連打も、叩くパーツを変えて(移動して)行く形です。
 01-15の形では、右利きであれば、RLR、RLR、RLR、RLRでよかったわけですが、今回の形では、RLR、LRL、RLR、LRLと、拍ごとに手順をひっくり返さないと叩けない組み合わせ(移動順)になっています。
よって、2拍目と4拍目は必然的に、利き手とは逆の手でクラッシュシンバルを打たなくてはならない。
ですからまず、利き手でクラッシュシンバルを打つ形(01-15の形)が出来なければ、今回のフレーズは出来ない、ということですね。
 まずは、スローテンポからやってみるのは言うまでもないですが、手の動きだけをまずやってみてもいいでしょう。
バスドラムは一切ナシにします。
譜面を見ればわかりますが、1、2拍目はスネアとフロアタム、3、4拍目はハイタムとロータムの組み合わせになっていますね?
ですので、1、2拍目と3、4拍目をそれぞれ分けて練習してもいいでしょう。
 また、バスドラムを、4分音符、つまり、クラッシュシンバルを打つ部分だけにして、ダブルアクションはせずに、手の動きと共に叩く、というのもひとつの方法です。
これは、利き手ではない方の手でクラッシュシンバルを打つ場合に、バスドラムとタイミングがピッタリ合うかどうかのチェックの意味合いもあります。
 実際は、ダブルアクションの2打目でクラッシュシンバルですから、シンプルにクラッシュシンバルとバスドラムの音を合わせることがしっかり出来ていないといけません。
 さらには、移動はせずに、スネアだけ叩く形にし、「手順だけを切り替えて」やってみるのもいいでしょう。
 今回のこのフィルイン、手順を切り替えて叩く形が出来れば、あらゆる移動順の形も対応出来て、上手く叩けるようになるでしょう。
移動のバリエーションに応じて、右手からでも左手からでもOKとなれば、鬼に金棒です。

Copyright (C) 2006 Beat46 All rights reserved.


2014年09月13日発行第533号掲載


[→]次のページ[19-19]【バスドラムのダブルアクション02-01】

[←]前のページに戻る

【バスドラムのダブルアクション・メニュー】

[⇔]WEBドラム教室メニュー


Copyright (C) 2006 Beat46 All rights reserved.
Beat46ドラム教室