Beat46・WEBドラム教室[19-17]

【バスドラムのダブルアクション01-17】


 今回も、01-15の形が上手く出来ない場合の別メニューです。
 譜面を見てください。
このシリーズの01-09の形の、ダブルアクションの2打目の部分にクラッシュシンバルのショットを加えた形です。
2、4拍目のアタマでクラッシュシンバルを打つ、ということですね。
 シンバルを打った後、1拍丸々、手の動きがないので、ダブルアクションとクラッシュシンバルのショットを合わせやすいのではないかと思います。
手の動きがないところで、次の動きの心構えを、準備を行いやすい、というところでしょうか。
クラッシュシンバルを打つ利き手の動きは、8分音符を3連打する動きで、その3連打目がクラッシュシンバルですね。
この動きが奇数拍から偶数拍アタマにかけてスムーズに行われればいいわけです。
 それでもまだ上手く出来なければ、思い切って、1、3拍目の「タカタッ」という手の3連打も省き、バスドラムのダブルアクションと、その2打目である2、4拍のアタマでクラッシュシンバルを打つ、という動きだけで繰り返してみましょう。
 前号でも、上手く出来ない場合の別メニューを紹介しましたが、要は、手の動き=ショットを極力少なくした状態で、ダブルアクションと、その2打目でのクラッシュシンバルのショットのコンビネーションが、スムーズに出来て、かつ、シンバルとバスドラムの音がピッタリ揃えば良い、ということです。
手の動きは徐々に増やして行けば良い。
 上手く出来る時と出来ない時がある、あるいは、まったく上手く行かない、という場合もあると思いますが、そういう場合は、手=スティックコントロール、足=キック、それぞれがまだ未熟、ということです。
特に、手よりも足、キックの方=ダブルアクションの方の精度が低い、ということですから、焦らずにまず、バスドラム単独で、ダブルアクションのキックを練習しましょう。
手の方がよほど不正確で不安定でない限り、ダブルアクションの方がしっかり出来るようになれば、01-15の形や、前号と前々号の形、今回の形も出来るはずです。
 ここまでの各フレーズ、しっかり出来るようになっておいてください。

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2014年09月06日発行第532号掲載


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