Beat46・WEBドラム教室[19-13]

【バスドラムのダブルアクション01-13】


 今回は、ダブルアクションを使ったフィルインのまた新しい形です。
 譜面を見てください。
16分音符の1つ目と4つ目がキック、真ん中2つが手=スティックという形です。これを全拍同じ形で繰り返します。
 同じことの繰り返しですから、テンポごとの動きを捉えるのは簡単ですね? そういう意味では前号の1拍半フレーズの方が難しい。
 ただし、今回のものは、バスドラムが相当キツい動きになります。
気づいた人も居ると思いますが、このダブルアクションを使ったフィルインのシリーズ、段々とダブルアクションの回数を増やして来ているわけです。
01-09までは1小節の中に2回、1拍半フレーズとなって3回(次の小節のアタマ迄を含めて)、そして今回は4回(同)、と増えて来ています。
つまり、ダブルアクション同士の間隔が縮まって来ているわけです。
スローテンポならある程度ついて行けるでしょうが、テンポを速くするに従ってかなりキツくなると思います。
 キツい動き、ということは、「練習になる動き」ということです。
手=スティックの練習でも速い連打がスピードアップになりますが、それは足も同じで、等間隔の速い連打をするのも練習のひとつですが、今回の形のように、ダブルアクション同士の間隔を狭くし、つまり、1回やったら極力間を空けずに次を、という繰り返しをし、尚かつテンポも上げて行く、というやりかたが、スピードアップには一番効果があります。
 ただし、すぐにやめてしまうと効果がありません。
「長い時間継続させる。」ことが重要です。
最低でも3分ぐらいは続けないと意味がない。
 ですから、今回のフィルインをやるにあたって、まず、バスドラムの動きだけをやってみるといいでしょう。
手=スティックはナシにして、バスドラムのみで行います。
最初はスローテンポで、ダブルアクションの動きをしっかり確認します。
足の根元から使ってキック出来ていること、1打目より2打目を強く、というところをしっかりやりつつ、だんだんテンポアップして行っても、そのところを維持出来るように繰り返します。
3分継続出来れば、同じテンポでの1小節のフィルインの中ではほぼ確実に出来る筈です。
1小節はほんの数秒ですから、3分出来るなら、そのうちのほんの数秒は、まず間違いなく出来ます。
 次回に続きます。

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2014年08月09日発行第528号掲載


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