Beat46・WEBドラム教室[19-12]

【バスドラムのダブルアクション01-12】


 1拍半の区切りのフレーズ、4分音符=テンポを捉えながら叩けるようになりましたか?
前号の形で言えば、拍ごとに区切りながら、まず口で言えることが前提となるでしょう。
「タドドタドドタド」が、「タド、ドタ、ドド、タド」と拍ごとに区切って認識出来つつも、区切ったところで音符の間隔が広がらないように、全体としてすべての8分音符が等間隔に並べばいいわけですね。
 今回は、前々号で紹介した、バスドラムのダブルアクションを用いた、1拍半フレーズの、タムやフロアタムへの移動のバリエーションです。
 譜面を見てください。
手の3連打の部分は、1打づつ違うパーツへ移動し、3度出て来る3連打すべてが違う移動の形です。
さらに、4拍目の3連打は、利き手とは逆の方からの手順(右利きならLRL)でないと叩けない形になっています。
1拍目の3連打は降りて行く形、2拍目から3拍目にかけての3連打は上がって来る形、これらの部分はあまり問題なく叩けると思います。
4拍目の3連打で手順を変えねばなりませんが、右利きの場合、その前の連打で左手は「ハイタム」を叩いて終わっており、4拍目はその左手が同じ「ハイタム」を叩くことからスタートしますから、「左手(利き手と逆の手)は、位置を変えなくてよい。」ということですね?
つまり、2〜4拍目のアタマ迄で、移動するのは右手(利き手)のみですから、さほど難しくはないと思います。
 利き手と違う方からの手順の時に、音符がバラつかないように気をつけるべきですが、01-09でも出て来たように、手順を逆にして叩く形も練習をすることで、左右のスティックコントロールの均一化を図る、ということです。
今回のように、音の並び(移動の形)がすべて違う方が、1拍半の区切りにツラレにくいかもしれません。
 逆に前号のように、音の並び(移動の形)が同じものが繰り返される方が、叩く自分もツラレやすいでしょう。
気をつけたいのは、手の移動がめまぐるしいので、身体の重心が揺れないようにすることです。
叩くパーツに目を近づけようとすると、重心が揺れ、ダブルアクションに影響が出る可能性が高くなります。
身体は留まり、腕だけを伸ばす、ということですね。

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2014年08月02日発行第527号掲載


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