Beat46・WEBドラム教室[19-08] 【バスドラムのダブルアクション01-08】 |
さて今回からは、ダブルアクションを使ったフィルインも紹介して行きます。 譜面を見てください。 前号迄のダブルアクションと同様、16分音符の4つ目と次の拍のアタマ(16分音符1つ目)で連打する形です。 一方、スティックはRLR(右利き)の手順で、16分音符の1〜3つ目までをスネアドラムで連打します。 つまり、手=スティックで3連打し、最後の4つ目をバスドラムでキックという形ですね。1、3拍目がこの形になります。 また、2、4拍目はバスドラムで4分音符をキックするのみ、です。 1、2拍目と3、4拍目で同じ動きを繰り返し、4拍目の16分音符3つ目と4つ目はスティックで打つ形ですが、この最後の2打はなくても良いでしょう。 ただ、次の小節の演奏へスムーズにつなげるためには、あった方がよいとも言えます。 まったく何も音を出さないよりは出した方がキープはしやすい、ということですが、今回の主眼はあくまでも「ダブルアクション」ですので、最後の2打はあってもなくてもよい、としておきます。 ポイントとしては、RLRで叩く16分音符の3連打を正確にムラなく叩き、それに滑らかにつながって音が並ぶようにダブルアクションを行う、ということですね。 手の3連打の速さが、ダブルアクションの速さの目安となるわけです。 右利きの人がRLRと連打する場合、左の音が弱くなりがちですので、3つの音量を均等に、否、むしろ左手の1打(3つの音の真ん中)だけが少し大きい音である方が良いぐらいです。 そのことが、後に続くダブルアクションの2つ目の音=後ろの音、の音量を大きく出来ることにつながります。 これは、手足を連動させる上で、瞬間的に自分が持つイメージにつながることであり、RLRの3連打の真ん中のLの部分の音量が他の音より大きければ、「膨らみのある音の並び」というイメージを持てるので、後に続くダブルアクションも、同様に「膨らみのある音の並び」を連想出来て、結果、2つ目をより強くキックしようという動作にしやすいわけです。 利き手である右手だけで引っ張るようにしてRだけが大きくなると、ダブルアクションも2つ目が小さくなりやすい。 また、R<L<R、というふうに、3つの音をだんだん大きくしていく、という形でもダブルアクションの2つ目を大きく、というイメージは持てると思いますが、だんだん音を大きくということで、ダブルアクションの1つ目で過度に強く蹴りやすくもなります。 まずは、3つの音の音量と間隔を揃える、というところを守って、トライしてください。 Copyright (C) 2006 Beat46 All rights reserved. |
2014年07月05日発行第523号掲載 |
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