Beat46・WEBドラム教室[19-06]

【バスドラムのダブルアクション01-06】


 バスドラムのダブルアクション、今回は、前号迄のパターンに新たな動きを少し加えた形です。
 譜面を見てください。
バスドラムのキックは同じですが、3拍目のウラで、ハイハットのオープンを加えた形ですね。
これは、ダブルアクションがしっかり出来ているかどうか、また、ハイハットのオープンクローズもちゃんと出来るか、さらに、ダブルアクションとハイハットワークをつなげて(並べて)行った場合に、双方の動きに影響が出ないか、というようなことをチェックするためのリズムパターンでもあります。
 ハイハットのオープンクローズは、テンポが遅くても、足の引き上げ、下ろしは素早く行う、ということでした。
今回のパターンで言えば、バスドラムのダブルアクションをしっかり行い切った後に、ハイハットオープン、そしてクローズ、という流れになりますが、ハイハットのオープンのための足の引き上げが遅い人は、どうしてもその足の引き上げを始めるタイミングが早くなるので、結果、その前のバスドラムのダブルアクションに影響が出やすい、ということです。
ダブルアクションをまだ終えないうちから、ハイハットのオープンを意識してしまい、重心がバスドラムをキックする足の方へ傾いて、ダブルアクションが上手く出来なくなる。
 また、ダブルアクションは上手く出来たが、3拍目アタマのハイハットの音がオープンになりかけた「ジーッ」という音になってしまう。
もしくは、ダブルアクションの方に意識が傾き過ぎて、ハイハットオープンが上手くいかない等、の症状が考えられるでしょう。
 ダブルアクションが上手く出来てたのに、ハイハットオープンが加わると上手く出来ない、また、ハイハットオープンもちゃんと出来るのに、ダブルアクションの直後だと上手くいかない等の場合、つまり、双方、単独では出来るのに、組合わさると出来ない、というのは「重心のバランスを損なっているのが理由」と言えます。
 次回に続きます。

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2014年06月21日発行第521号掲載


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