Beat46・WEBドラム教室[19-01]

【バスドラムのダブルアクション01-01】


注:)「ハイハットワーク」に於ける、バスドラムを16分音符でキックするバリエーションの解説は、このダブルアクションの解説を終えた上で行いたいと思います。

 今回より、バスドラムのダブルアクション=速い2連打、について解説して行きたいと思います。
このダブルアクションは、リズムパターンでも、フィルインでも、わりと使われることが多く、バリーションを増やすためにも、是非マスターしておきたいテクニックです。
ツインペダルやツーバスを使えば2連打は容易に出来ますが、片足で行う、ということが前提であり、3連打くらいまでは片足である程度の速さまでキック出来た方がいいでしょう。
2連打あるいは3連打するためだけにツインペダルやツーバスを用いるのはリスクが高すぎますね?
 具体的なバリーエーションを紹介して行く前に、このバスドラムのダブルアクションについて、巷の人の多くが勘違いしていることを述べて訂正しておきたいと思います。
 まず、ダブルアクションと言っても、基本的には、「8分音符や4分音符の連打と奏法に変わりはない。」と思っておいてください。
ただ、「速くなるに従って、足の使い方がちょっと変わる。」ということに過ぎないのです。
 <スライド奏法>なるものがありますが、これはまったく別のものであり、ダブルアクション=スライド奏法=速い2連打、ではない、ということ。
速い2連打をすべてスライド奏法でやってる人がいますが、これは単に「脚力がない。強化していない。」と言っていいでしょう。
スライド奏法とは、足をフットボードの手前(自分に近い方)へズラした状態から、バスドラムの方へと滑らせ、それによってビーターが素早く動くことを利用するものですが、この奏法は、極めて速い2連打や3連打に於いては有効ですが、音符の微妙なコントロールは出来ない奏法です。
「2音共に、しっかり足を使って音を出す。」ということが前提です。
 次回より、具体的なバリエーションと解説を行っていきます。

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2014年05月17日発行第516号掲載


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