Beat46・WEBドラム教室[16-49]

【16ビートのフィルイン-まとめ01-】


 さて、16ビートのフィルインのまとめをしていきたいと思います。
今まで紹介してきたフィルインも含めて、それらをミックスした形をひとつ紹介しますが、特に、「手順」についての再確認をしておきたいと思います。
 譜面を見てください。
16分音符の、各拍で音をひとつ抜いたものや、ウラ打ちの連打を織り交ぜてあります。(☆右利きを想定して解説していきます。)
 音符にアクセントがついていますね?
手順を明確にするために付けたアクセント記号なので強弱をつけて叩かなくてもよいですが、「アクセントのついた音符はすべて左手で」叩いてください。
 一方、アクセントのない音符は右手です。
 この「手順」は基本的に、16分音符のすべてを連打した時の手順が元になっています。
つまり、1拍の中で、RLRLという形ですね。
そうして、1拍目は、16分音符の2つ目を抜いたものだからR◯RLとなる。(「◯」の部分が抜いたところ)
2拍目は、◯L◯L、3拍目は、RLR◯、4拍目が、◯LRL、です。
音同士の間や休符があるので、手順を変えることも出来ますが、原則として、4つすべてを連打するRLRLを元にして、手順を決めた方が、タイミング、テンポは狂いにくいです。
 音符を抜くと言っても、頭の中でその音符を鳴らしたり、口で言ったり、或は、打面に当てることなくスティックを振る動作を交えたりしてタイミングをとるはずですから、16分音符のオモテ=8分音符と同じタイミングの部分は右手、16分音符ウラの部分は左手、と統一させた方が断然、前奏の精度は上がります。
むやみに手順を変えると、叩かない部分の「間(ま)」を感じずに、叩くタイミングを「点」で捉えてしまいがちです。
 上記の手順でまずしっかり叩けるようにして、その上で、移動の順序で手順を変えざるを得ない場合(例えば、先に紹介した16ビートのフィルイン06-10のような形)は、叩きやすく変えればいいでしょう。

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2013年11月23日発行第491号掲載


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