Beat46・WEBドラム教室[16-44]

【16ビートのフィルイン06-08】


 さて今回は、前回までの形のバスドラムのキックの部分にシンバルのショットが加わる形です。
 譜面を見てください。
シンバル以外はスネアのみのショットですから、右、左、どちらからでも打てるでしょうが、まずは、利き手とは違う方からの手順にし、クラッシュシンバルを利き手と違う方で打つようにしましょう。
 前号で、利き手とは違う方からのショットをし、4拍目も同様の手順で叩くことで、次の1拍目アタマのシンバルを、利き手とは違う方で叩く、という形をとりましたが、今回はシンバルを打つタイミングが16分音符ウラですので、ショットにスピードが要求されます。
最初はなかなかバスドラムとシンバルのタイミングが合わないかもしれません。
利き手と違う方のスティックでシンバルを打とうとすると、腕が縮こまってしまって、スティックが出て来なかったりします。
また、その利き手の違う方のスティックを気にするあまり、バスドラムのキックが遅れたりすると思います。
上手く行かない場合はまず、バスドラムのキックをせずに、手だけの動きを練習しましょう。
 その後、キックを加えてみます。
利き手と違う方の手が強くないと、上手く叩きづらいでしょうが、基礎練習を並行して行いながら、今回のようなフィルインの練習を行って、利き手とは違う方の手=スティックの動きを強化していくと良いでしょう。
基礎と実践的な形とを、両方並行してやっていくわけですね。
 基礎練習で強化しながら、実践的な形で、利き手と違う方の手がどれくらい強くなったかを確かめる、という形でもいいでしょう。
手足共に、左右出来るだけ、力やスピードの差がない方が、様々なコンビネーションもスムーズに行えるはずです。

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2013年10月19日発行第486号掲載


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