Beat46・WEBドラム教室[16-43]

【16ビートのフィルイン06-07】


 さて、今回は前号とはまた違った移動パターンです。
 譜面を見てください。
手の2打がそれぞれ違うパーツを叩きながら、今度は上がって来る形です。
 そして、手順ですが、今回はRL(右利き)で行ってみてください。
前号で「RLの手順を使わなければ叩けない形もある。」と述べましたが、まさに今回の形がそれです。
無理をすればLRで叩けないこともないでしょうが、叩くパーツの順序からして、右利きならまず間違いなく先に右手を動かしたくなる筈です。
 また、手の2打のうちの後ろの方のショットを強くすべきというのは前号と共通ですから、今回の場合は「左手をより強く叩く。」(右利きの場合)ということになります。
このショットが強く打てれば、次のキックもスムーズに入りやすいでしょう。
 さらに4拍目も、あえてRLRの手順(右利き)でなければ叩けない形にしました。
ということは、「フィルイン後のリズムパターンに戻る時に打つシンバルは左手で。」ということになりますね。
この、右利きの場合のバスドラムと、左手のシンバルショットのコンビネーションも、この機会に練習して頂くためにそうしました。
 初めは、バスドラムとシンバルのタイミングがなかなか合わないかも知れません。
フィルインは叩かず、単にキックと左手(右利き)シンバルの動きだけをまず練習しても良いでしょう。
利き手でない方でシンバルをショットする場合、腕が伸びずに縮こまってショットしてしまい、バスドラムよりも遅れるか、或は、シンバルショットを意識し過ぎて、逆にキックが遅れる、のどちらかでしょう。
実は、次号に於いて、利き手ではない方でシンバルショットをするフィルインを紹介します。
ですからこの、利き手ではない方の手(スティック)でのシンバルショットと、バスドラムのキックのコンビネーションを是非クリアさせてください。

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2013年10月12日発行第485号掲載


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