Beat46・WEBドラム教室[16-38] 【16ビートのフィルイン06-02】 |
今回は、前号の応用である移動のバリエーションです。 1拍づつ、同じパーツを叩きながらS.D→F.Tへと降りて行く、または逆に上がって行く、という形は、各自で取り組んで頂き、その上で今回のものにトライしてもらえれば良いと思います。 譜面を見てください。 各拍の一番後ろの音=3打目のみS.Dを打ちながら、H.T→F.Tへと降りて行く形です。 右利き(セット)の場合、タム、フロアタムよりも左側にS.Dがあり、それを左手で叩くわけですから、さほど移動は困難ではないでしょうが、(左利き(セット)なら、タム、フロアタムよりも右側にあるS.Dを右手で叩く)やはり、2拍目と4拍目の、L.TからS.Dへの左手(左利きなら右手)の移動がキツいと思います。 この移動に於いて特に、S.Dへの移動を意識し過ぎて、L.Tのショットが打面の真ん中を外れないように注意が必要です。 また、移動のバリエーションとしては、◎4拍目はL.Tではなく、H.Tを選択、というのもありでしょう。 この場合、4拍目の左手(左利きなら右手)の移動は少し楽になりますが、右手(左利きなら左手)の移動が若干キツくなるでしょう。 ◎4拍目も、3拍目と同じF.Tで、というのもOKです。 ◎1拍目と2拍目が同じH.Tで、というのもOKです。 ◎2、3拍目を同じL.Tで、というのもOKです。 このように、標準セット(2タム1フロア)で順に降りて行く移動の場合、タム、フロアタムは合わせて3つしかないので、1拍ごと叩くパーツを変える場合は、どれかひとつのパーツを2回(2拍分)使う、ということになります。 これまでの解説ですでにおわかりかと思いますが、念のために記しておきます。 (1拍ごとに叩くパーツを変えながら上がって行く場合も同様ですね。) ☆H.T、L.T、F.Tのどこからでも始められるようにし、次に他の2つのどちらへも移動出来るようにし、同じパーツを2拍続けて使う(3拍続けてでも良い)、ということも含めて考えれば、バリーションは広がります。 様々、試してみてください。 Copyright (C) 2006-2015 Beat46 All rights reserved. |
2013年09月07日発行第480号掲載 |
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