Beat46・WEBドラム教室[16-35]

【16ビートのフィルイン05-03】


(今回の内容に進む前に、前号05-02の、ショットの移動のバリエーションを創作し、練習してください。)

 さて、今回は16分音符ウラの連打の最終メニューと言って良いでしょう。
 譜面を見てください。
 16分音符ウラを手足1打づつ切り替えて連打する形です。
恐らく、今迄の16分音符ウラの連打の様々なバリエーションの中で一番難易度が高いと思います。
特に、B.Dの方が難しいでしょう。
「16分音符の2つ目のタイミング」というのが、1拍に4つある16分音符の中で、一番コントロールが難しい。
しかも、その前後には音が無く、単独で音を出さなくてはならないので、なおさらです。
さらにはそれを手ではなく足でやるわけです。
厳しい条件が重なっているということですね。
 まずは手のショットの方を正確に入れられるようにしましょう。
足(キック)が狂っても気にせず、手のショットの正確性を意識します。
とはいえ、足が狂うことで、手もツラレて狂う可能性もありますから、そういう場合は、とりあえずキックはナシにして、手だけ、つまり、各拍の16分音符4つ目のみをショットすることを繰り返します。
 ショットが安定して来たら、譜面の通りキックを加える。
もしくはここで、今度は手をナシにし、各拍の16分音符2つ目をキックで繰り返すだけにして練習してみてもいいでしょう。
つまり、手と足を別個に、それぞれ単独で練習し、双方安定したところで、互いの動きを合わせて譜面の形にする、ということです。 手だけを繰り返す形を口でうたうと、「ウッッツタウッツタ・・・」(「ツ」は実際には音は出していない)となります。
一方、足だけの形は、「ウドッゥッウドッゥッ・・・」です。(「ゥッ」は実際には音は出さない)
いずれにしても、拍のアタマを表す「ウ=大きいウ」をはっきり言う、ということが大切です。
この「ウ」の存在が無ければ、手も足も、タイミングをつかめないでしょう。
まさに、手も足も出ない、ってことです(笑)
 次回に続きます。

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2013年07月13日発行第472号掲載


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