Beat46・WEBドラム教室[16-33]

【16ビートのフィルイン05-01】


 今回は16分音符ウラの連打の、手足をミックスした形の、また違ったバリエーションを紹介します。
 譜面を見てください。
16分音符ウラを手足2つづつ、つまり1拍ごとに、B.D→S.D→B.D→S.Dと切り替える形です。
 言うまでもなく、音符の連打は、手なら手だけで、足なら足だけでずっと出し続ける方がキープはしやすい。
従って、今回の形は、毎拍の最初の音の部分、つまり手足が切り替わった部分でタイミングが狂いやすい、ということです。
(前号迄の04-10、04-11では、3拍目の1打目が狂いやすい、ということでしたね?)
拍のアタマのタイミングをしっかり取りながら手足を切り替えましょう。
 さらに、手=ショットよりも、足=キックの方が、コントロールの精度は落ちるが故に、「3拍目の1打目のキック」が特に狂いやすいはずです。
(1拍目は、両手のショットがあるので、比較的キックは入れやすいはずです。)
拍のアタマで、「カラ踏み=H.Hを操る足のカカトで、フットボードの端を打つ。」を行うか、首を振るか、口で「ウッ」とはっきり言うか、などを利用して、拍のアタマのタイミング、すなはちテンポをしっかり取ってください。
 今回のものは、4拍目がS.D、つまり手=ショットで終わり、次のリズムパターンへ移行しやすくしていますが、1、3拍目を手で、2、4拍目を足で、という風に逆のパターンも出来ればトライしてみてください。
その場合、1拍目アタマの音は利き手のみから始め、「タタッタ」とショットし(16ビートのフィルイン01-01の形です。)、2拍目=キック、3拍目=ショット(S.D)、4拍目=キックとなります。
キックで終わるので、リズムパターンに移行するには、B.Dのダブルアクションが必要になります。
当然ながら、2、4拍目の最初のキックのタイミングが狂いやすい形、ということになりますね。
 今回のフィルインと、そのS.DとB.Dの位置を逆にしたもの、それぞれ手の部分の移動のバリエーションは、自身で創作してみてください。

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2013年06月29日発行第470号掲載


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