Beat46・WEBドラム教室[16-32]

【16ビートのフィルイン04-11】


 今回は、前号04-10のフィルインの、3、4拍目の部分の移動のバリエーションのひとつを紹介します。
 譜面を見てください。
3、4拍目の16分音符ウラの連打が、S.DからF.Tへ1打づつ順に降りていく形です。
 右利きの場合、左手でショットすることになりますが、降りて行くに従い、上半身のヒネリを使って、叩くパーツに対して常に正面を向くように心がけてください。
 また、右手は、1拍目のショットの後は降ろしたまま止めておき、最後のF.Tのショットの振り下ろしの時に振り上げて行き、F.Tが鳴った時に頂点へ到達、そして、次の小節1拍目でシンバルをショット→リズムパターンへ、という動きでいきましょう。
F.Tのショットの邪魔にならないように、少し外側からシンバルを狙うといいでしょう。
このあたりは、これまで述べて来た様々なフィルインの場合と共通したポイントですね。
 譜面の形が出来たら、移動のバリエーションを自分で色々作ってみてください。
例えば、
(1)F.TからS.Dへ、1打づつ上がって行く(譜面の逆の動き)
(2)S.D→H.T→S.D→L.Tと行ったり来たりさせる。
(3)(2)の逆。
等々、かなり多くのバリエーションが考えられますね。
 もちろん、同じパーツを続けて2打、あるいは3打するのが混じっても良い。
あらかじめ、どう動くか決めてからでもいいが、敢えて決めずに、アドリブ的に叩くこともトライしてみてください。
 ポイントとしては、「移動は腕で、ショットは手首と指で。」ということに気をつけて叩く、ということ。
ショットで腕を使っていると、複雑な動きや速いテンポでの演奏で上手く叩けなくなります。
また、「腹筋に力を入れて」叩くと、腕に余計な力が入りにくくなるでしょう。
(このことも既に過去に述べましたね?)
 メルマガにて、上記のバリエーションのひとつひとつを紹介することは割愛しますので、自分自身で創作して演奏に活かしてください。

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2013年06月22日発行第469号掲載


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