Beat46・WEBドラム教室[16-31]

【16ビートのフィルイン04-10】


 今回からは、「16分音符ウラを、手足を織り交ぜて叩く。」というアプローチを紹介していきます。
 譜面を見てください。
前号迄の形と違うのは、3、4拍目はS.Dで16分音符ウラを叩く、ということですね。
過去に紹介した、「16ビートのフィルイン03-01」の形とミックスしたようなもの、キックとショットでそれぞれ2拍づつ16分音符ウラを叩く形です。
 ポイントは3拍目アタマの、キックからショットへ変わる部分でしょう。
各拍のアタマのタイミング=4分音符のタイミングを取りながら演奏しますが、とりわけこの3拍目アタマがしっかり取れていないと、ショットへスムーズに移行出来ません。
また、1拍目アタマで両手のショットがありますが、この時、ショットしたらスティックは打面近くで降ろして止めておくこと。
これも重要なポイントですね。
この降ろして止めてあるスティックが、3拍目アタマのタイミングで頂点まで上がる。
1拍目アタマのショットの後、スティックを上げて待ってしまうと正確なタイミングでショットを開始出来ない可能性が高いということは、これ迄の解説で繰り返し述べて来ましたのでおわかりかと思います。
「一旦振り上げたら動きは止めない」という原則を思い起こしてください。
 3、4拍目のショットの4打は様々な手順が考えられますが、基本的には「利き手でない方のスティックで連打。」という形が一番良いと思います。
利き手でない方を強化する意味でそうするべきだし、フィルイン後のリズムパターンへの動き(クラッシュシンバル(+バスドラム)を打ってリズムパターンへ)がスムーズに行える。
左右交互に打つ、でもいいじゃん?、と思った人は、試しにそれで叩いてみてください。
逆にその方が難しいと思います。
16分音符のウラの連打では、音と音の間のスティックの振り上げの頂点の部分が8分音符のタイミングとなっていて、どこかでそれを確認しながら叩くので、常にどちらか片方の手(スティック)で叩く方が断然やりやすく、安定します。
16分音符ウラに限らず、「均等に並ぶ音符の連打は、そのスピード(速さ)にストレスを感じない限り、片手で叩く方が良い。」ということです。
片手だとキツいな、と感じたら両手=左右交互に打つシングルストロークを使えば良いですが、この16分音符ウラに限っては、「利き手でない方のみで連打」という形でトライしてください。

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2013年06月15日発行第468号掲載


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