Beat46・WEBドラム教室[16-26]

【16ビートのフィルイン04-05】


 バスドラムを使った16ビートのフィルイン、今回はまた新しい形です。
 譜面を見てください。
 新しい形、といっても、3拍目アタマに、S.DとF.Tのショットが加わっただけの形です。
「な〜んだ。」と思いましたか?。
しかし今回の形、最初は意外とやりにくい、もしくは、上手く出来ない、と思う人が多いと思います。
3拍目アタマのショットを入れることで、B.D(をキックする足)の動きが止まってしまう、というのが起こりやすい症状ではないかと思われます。
 これまでにも繰り返し述べて来たように、B.Dのキックはとにかく、ヒザ、カカトをしっかり上げることを意識する。
3拍目の両手のショットは、当然、B.Dの音と音の間、つまり、キックとキックの間ですから、このショットが成される時には、B.Dをキックする足のヒザ、カカトは上がっていなければならない。
常にこのヒザとカカトの上げを強く意識出来ていれば、3拍目のショットによって、B.D(をキックする足の)動きが止まることはないでしょう。
 また、3拍目の両手のショットは、1つ前のB.Dの音(=2拍目の16分音符ウラの2つ目の音)が鳴った時には、頂点まで振り上げられていなければならない。
両手と足が互い違いの方向に動くというコンビネーションですね。
「スティックが頂点に来るタイミング、B.Dのキックの足のヒザ、カカトが頂点に上がるタイミング、いずれも、音を出すタイミングの1つ前の音のタイミングと同じでなければならない。」というのが原則です。
3拍目の両手のショットと、その前後で、16分音符を連打することになるわけだからスティックが上がっているときは足はキック、キックする足が上がっているときは手はショット、となるわけです。
今回の形は、「16ビートのフィルイン02-01」とリズムは全く同じです。
この02-01での、アタマを叩くスティックと、16分音符ウラを叩くスティックの動きの関係性を思い出して頂ければ良いでしょう。
右利きの人なら、左手がB.Dに変わったもの、と捉えればいいわけです。
 次回に続きます。

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2013年05月11日発行第463号掲載


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