Beat46・WEBドラム教室[16-22]

【16ビートのフィルイン04-01】


 さて、「16分音符ウラの連打のフィルイン」の解説を続けて来ましたが、今回からはそのウラの連打を、手ではなく、足=バスドラム、でキックしてフィルインにする、というアプローチを紹介していきます。
 譜面を見てください。
1拍目アタマのみ、S.DとF.Tを叩き、その後はB.Dで16分音符ウラを連続してキックします。
 ただし、4拍目の一番最後のウラの音は、S.Dとしています。
なぜかというと、本来は最後のウラの音もB.Dでキックしたいところですが、そうすると、フィルインが終わってリズムパターンに戻ったアタマの部分でのB.Dのキックと合わせて「16分音符の連打」となるからで、これにはいわゆる、「B.Dのダブルアクション」を必要とするため、まだダブルアクションが出来ない人のために、最後の16分音符ウラのみ「手=スティック」のショットにして、リズムパターンへと戻りやすくしてあります。
(B.Dのダブルアクションが出来る、という人は最後の音まですべてB.Dでキックして良い)
また、1拍目アタマの音だけショットするのは、キックのウラ打ちの最初のタイミングをわかりやすくするためであり、且つ、S.DとF.Tを叩くことで、「同時に自分自身の足の動きも見える。」からです。
 原則として、演奏中は、手=スティックの動きを中心に目線を動かし、足の動きはほとんど見ない。
これは、やはり、手の動きの方が複雑であることが多いし、移動もするからですね?。
にも関わらず、敢えて足の動きも見えるようにしたのは、やはりこのフィルインは「足=キックの仕方がポイント」であるからです。まずは、キックの仕方を目でしっかり確認しながら演奏して欲しい、ということ。
 手と足とでの決定的な違いといえば、「スティックは握っているが、足はペダルに乗せているだけ。」ということです。
 また、手に於ける16分音符ウラの連打のフィルインでは、拍のアタマのショットを全拍打つ→1、3拍のみ→1拍目のみ、の順に紹介しましたが、足の場合は、その逆の順序で難易度が増して行きます。
 次回、キックの仕方を詳しく述べて行きます。

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2013年04月13日発行第459号掲載


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