Beat46・WEBドラム教室[16-21]

【16ビートのフィルイン03-02】


 さて今回から、前号で紹介した形の移動のバリエーションを紹介していきますが、基本的には、既に解説して来た、
1)拍のアタマをすべて叩いて、もう片方で16分音符ウラを連打するもの=メルマガ01-01〜01-13の内容。
2)1、3拍のアタマのみ叩いて、もう片方で16分音符ウラを連打=メルマガ02-01〜02-03の内容。
上記2つと同じアプローチで、移動のバリエーションを考えてもらえればいいと思います。
 拍のアタマを、全拍打つのか、1、3拍のみか、1拍目のみか、の違いがあるだけで、16分音符ウラの連打をすることは同じだからです。
ですので、上記の2つの形の中で既に紹介した、16分音符ウラのバリエーションと同じものの解説は、原則、割愛します。
その上で、今までに紹介した移動のバリエーションと重複しないのが、今回の形です。
 譜面を見てください。
1〜3拍目は、1つ目の16分音符ウラはすべてS.D、4拍目の1つ目のみ、L.Tです。
つまりは、16分音符ウラは、S.Dとタム類を行ったり来たりさせる動きです。
 もちろん、4拍目1つ目をS.Dにしても良いし、4拍目の二つ目を、F.Tではなく、他のパーツにしても良い。
要するに、16分音符ウラの忙しい移動に慣れるということがまず目的で、さらに4拍目は、敢えて決まった移動を決めずに、色んなパーツへの移動につなげて、若干アドリブ的なアプローチで叩けることが理想、ということです。
拍のアタマは、1拍目のみしか叩きませんから、両手がクロスする心配もないので、是非、考えうる限りの移動のバリエーションを試してみてください。
 最初はまず、わかりやすいものから始めて、少しづつ変えて行く。
3拍目までは同じで、4拍目だけ変化をつける、でも良い。
いきなり全拍を、劇的に変えようと思うとしんどい。
少しづつ変化をつけながら、そのバリエーションひとつひとつを確実に叩けるようにしながら、自分のものにしていく。
このプロセスが非常に大事です。
 「タタウタウタントウタントウタント」というように、口で言いながら(タ=S.D、タン=ハイタムもしくはロータム、トン=フロアタム。トン=ロータムでも良い。口で言いながら、音の高低もちゃんと表現して、叩くパーツの区別が出来ていれば、どのように言っても良い。)、拍のアタマのタイミングをしっかりとって叩きましょう。

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2013年04月06日発行第458号掲載


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