Beat46・WEBドラム教室[16-17]

【16ビートのフィルイン02-04】


 今回も、前々号で箇条書きした形とは別の移動バリエーションです。
 譜面を見てください。
 1拍目と3拍目アタマはシンバルとバスドラム、そして、16分音符ウラは1拍目の2つと、2拍目の1つ目でスネアドラムを使い、それ以降は、ハイタムから順に2打づつ叩いて降りて行く形です。
その結果、最後のフロアタムは1打のみになりますね。
 似たようなバリエーションを過去に紹介しました。
「16ビートのフィルイン」01−11、01−12の譜面です。
この時は、4拍すべてのアタマでシンバルとバスドラムをキックしながら、16分音符ウラは、1拍目の1つ目だけスネアドラムで、それ以降からハイタムに移動して、順に2つづつ同じパーツを叩きながら降りて行き、その結果、フロアタムは3つ叩く形でしたね?
「シンバルを打つ方のリズムと、16分音符ウラの音の変化の規則性が違う」ということがポイントです。
 今回のものは、2拍ごとにしかシンバルとバスドラムを鳴らさないので過去のメルマガ01−11、12のものよりはやりやすいかも知れませんが、拍のアタマ=4分音符は音の数でいえば、2つごと(8分音符換算)、あるいは4つごと(16分音符換算)であり、今回の2拍ごとにアタマをシンバルとバスドラムを叩く動きは、音符が4つ、乃至は8つごとの区切り、といえます。
2−2−2−2とか、4−4−4−4、または2−2、4−4など、少なくとも、2とか4とか、わかりやすい区切りです。
対して、16分音符ウラの方は、音の区切りをパーツごとに区切ると、今回のフィルインなら、3−2−2−1、過去のメルマガ01−11、12のものなら1−2−2−3、となりますね?
1拍ごとに違うパーツへ移動するなら2−2−2−2となり、分かりやすく叩きやすい。
 今回の16分音符ウラの移動を拍ごとに示すなら、SSーSHーHLーLF(S=スネア、H=ハイタム、L=ロータム、F=フロアタム)となり、拍ごとの音数とパーツごとの音数が同じではなく、拍ごとに違う移動の形になります。なので叩きにくい。
「拍ごとの動き、叩くべきパーツを理解し、テンポをしっかりとりながら叩く」、ということを踏まえて、トライしてみてください。

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2013年03月09日発行第454号掲載


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