Beat46・WEBドラム教室[14-21]

【フィル・インを叩く・16分音符01-01】

 今回から16分音符の演奏を紹介していきます。
 リズムパターンはまだエイトビートしか紹介していませんが、エイトビートの曲でも、フィル・インでは16分音符を使うことは頻繁だし、スティックで16分音符を叩き、理解することで、16ビートも叩けるようになるわけですから、フィル・インで、まず16分音符のバリエーションもある程度覚えておきましょう。
 16分音符は基本的に左右両手を使います。かなりのスローテンポなら片手だけでも叩けますが、様々な移動のバリエーション、さらに速いテンポの曲を演奏する時のことを考えれば、両手を使うことを前提とした方がいいでしょう。
 注意点は大きく2つありますが、まず1つ目は・・・
 音のツブを揃えなければならないので、特に左手(利き手ではない方の手)のショットを、しっかり打つように心がけて下さい。
 右利きの場合、RLRL・・・という手順で叩きますが、左手の方をしっかり打つ、むしろ、右手よりも左手を大きく振って右手よりも大きな音を出す位でちょうどいい。弱い方の手のショットは、左右揃えようと思ってもどうしても弱くなるからです。
 右手からスタートして16分音符を叩く場合、右手は、ちょうど8分音符と同じ速さの動きをしていることをまず理解してください。その右手の音と音の間に左手で音を埋めていく結果、16分音符になるわけです。
 そして、この左手で出している音が「16分音符のウラ」と呼ばれるタイミングであって、このウラのタイミングをしっかりつかめていけば、16分音符、16ビートは制覇したに等しいのだ!(笑)
 まあ、今の段階ではこのウラのタイミングがどうのというより、まず、しっかり左手(右利きの人が右手からスタートした場合の左手)を強く打つことを心がけてください。

 2つ目の注意点は次回に述べます。

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2009年04月25日発行第252号掲載

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