Beat46・WEBドラム教室[14-05]

【エイトビートのバリエーション02-01】


 今回紹介するパターンもわりとよく使われるものです。先に紹介したもの同様、両手の動きは同じで、B.Dの入れ方がまた別のパターンです。

 譜面を見て下さい。
前回で紹介したパターンにB.Dの音が1個加わった形です。
 2拍目の8分音符のウラ(ウラ=4分音符同士の間にあるタイミングの音のこと)でB.Dが加わります。
 様々な曲で使われているパターンですが、ベースがこのB.Dの音のタイミングと同じに音を鳴らしているような場合、たいがいドラムはこのパターンで合わせるとしっくり来ますね。
 このパターンでの注意点を述べます。
 まず、右手H.Hと右足B.Dの音はタイミングをぴったり揃える。基本ですね。
 そして、『2拍目でS.Dをショットした瞬間、右足のヒザは上がった状態、つまり、いつでもキック出来るようにスタンバイしている状態になっていること。』S.Dのすぐ後にB.Dの音が入るからです。[S.Dをショットした後に慌てて右足を動かすと、B.Dのタイミングが遅れます。]スローテンポならなんとか間に合うかもしれませんが、余裕のない動きになってしまう。
また、2拍目ウラから3拍目アタマ(アタマ=4分音符のタイミングの部分)にかけてB.Dを連打することになるが、3拍目アタマの方をより強くキックする感じで右足を動かすこと。
 ☆このパターンに限らず、B.D、強いては手の動きも含め、2つ以上の音を連打する場合常に「後ろの音ほど強く出す」。☆
これを忘れないで下さい。このことはとっても重要ですから力説しておきます。学校の授業で言えば「試験に出るぞ〜。」ってとこです。試験なんてないけど(笑)
 「同じ音量で叩く」つもりだとどうしても後ろの音が小さくなってしまう。特にコントロールが未熟な時期はそうなります。2つ目(後ろの音)を強く出すつもりでキックして(叩いて)ちょうど音量が揃うというぐらいです。
 上記[ ]のことも関係してくるのですが、慌てて右足を動かすということはB.D連打の最初の音がどうしても強くなり、後ろの音を強く出せない原因となるわけです。逆に十分にビーターを戻せず、1打目からしてちゃんと音が出ない場合もある。

次回にその音量のコントロールの仕方について解説します。

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2008年08月09日発行第215号掲載

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