Beat46・WEBドラム教室[13-01]

【エイトビートを叩く01】


 今回よりエイトビートの演奏について述べていきます。
(まったく叩いたことがない人向けに、まずはコンビネーションが出来るようになるための解説も含めて述べます)
 エイトビートをはじめ、16ビート、シャッフルビート等を総じて「リズムパターン」という呼び方をしますが、曲の演奏に於いてこのリズムパターンを繰り返すことが、ドラムの演奏の大半、約80%を占めると言ってもいいでしょう。演奏の根幹となります。エイトビートがまず出来るようになった上で16ビート、そしてシャッフルという順序でトライした方がいいでしょう。
 エイトビートをはじめとするリズムパターンは、手足が同じ動きを繰り返す形になる。ですから、手、そして足を出来る限り正確なテンポで動かし続けなくてはならない。そのために、これまでに述べた4分音符や8分音符の練習の繰り返しが重要になってきます。
 実際、エイトビートに於ける手足の動きは、この4分音符と8分音符の組み合わせで構成されています。
 この先を読んで頂く前に、HPのWEBドラム教室「座り方・姿勢」、「セッティングの知識」、「バスドラムの鳴らし方」等を再度読んでおいて頂きたい。
 特に、セッティングについては、自分の体格に合ったセッティングが出来ていないと上手く叩けないばかりか、下手をすると悪いクセがついてしまう。まず、セッティングをきっちりやってから叩いてください。
 では、ドラムセットに座って、右足はB.Dのペダルに、左足はH.Hスタンドのペダルに乗せて下さい。
 左足は体重をかけ、H.Hシンバルが閉じる形を作ります。H.Hシンバルを叩いてみて、ジャリジャリ鳴らない程度に体重をかけます。少し左足がきついかもしれませんが、あまりギュウッと押し付けないようにします。かかとは浮かせておく事が理想ですが、とりあえず降ろしておいてもいいでしょう。
 右足は、かかとを浮かせ、足先から指の付け根にかけてのあたりが乗っかっている状態。
 右手はH.Hシンバルの上(H.Hシンバルの端から3〜4センチぐらいのところ)にスティックのチップが来るように構え、その下を潜るように左手をS.Dの上に構えます。(S.Dの真ん中にチップが来るように)つまり、両手をクロスさせる形ですね。 これでスタンバイOK。

 次号より手足を動かしていきます。

2008年05月31日発行第205号掲載

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