Beat46・WEBドラム教室[12-03]

【8分音符を叩く03】

〜手の強化に使える8分音符〜


 「タイム感」の補足ですが、まずは4小節のタイム感をつかむことから始めましょう。様々な練習をすべて4小節単位でチェンジさせたり、同じ動きの繰り返しなら、4小節ごとの区切りを確認しながらやることです。

 さて、8分音符を片手で叩く前述のメニューは、スティックコントロールのスピードアップのメニューとしても使います。
 メトロノームを鳴らしながら、右足(左足でもいいです)で4分音符を踏みつつ右手・或いは左手で、8分音符を叩き続ける。1分も続けると辛くなって来るぐらいのテンポで少なくとも3分間は続けましょう。
 この場合、多少音符が乱れようが手がツリそうになろうが、「継続」することが効果的です。またこの場合も音の強弱がつかないように、ノーアクセントで叩きます。
 こういう、半ば筋トレちっくな繰り返しで、少しづつスティックが速く動かせるようになっていきます。ある程度いじめないとダメです。ただしあまりやりすぎは禁物。痛めます。また、事前のウオーミングアップをしっかりやって手首や腕を暖めてからやること。そしてなるべく毎日欠かさない事です。
 とても地味な練習です。野球のピッチャーの走り込みみたいなもの。
「そんなスポ根的なノリは俺には合わねえ。」
とか言ってもダメです・笑。やるしかない。こればっかりは近道はありません。
 利き手の方が、たぶん速いテンポで出来て、長く継続出来るでしょう。
 また、特に弱い方の手の強化メニューとしては、両手同時に8分音符を叩くやりかたがあります。叩いているうちに、利き手の方は大丈夫でも、利き手でない方が辛くなってきます。ここで懸命に利き手の方に合わせて叩くのです。
 ドラムセットを使うなら、例えば、右手はF.T、左手はS.Dを叩き、2つの音がズレないようにぴったり重ねて叩き続ける。
 電柱の陰から彼女やお姉ちゃんが見守っていようがいまいが(巨人の星かっ!)、ひたすら叩き続けます・笑。
 いずれのメニューも特に手首・指がしっかり使えるように叩くことを心がけて下さい。

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2008年05月24日発行第204号掲載

WEBドラム教室[13-01]【エイトビートを叩く01】

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