Beat46・WEBドラム教室[12-01]

【8分音符を叩く01】


 今回から8分音符を叩いていきます。

 手順はRLRL・・・(右左右左)のシングルストロークで。
<シングルストロークとは左右交互に叩く手順のことで、オルタネートとも言ったりします>
 4分音符の叩き方<3>を使って叩くと良いでしょう。テンポ100以下であっても音符の間隔はそこそこ短い(速い)ですから、<3>を使う方がムリが無いと思う。
 B.Dの4分音符が譜面に記されていますが、練習台などを使って叩くならば右足を4分音符のタイミングで踏みならしながらやるといいですね。
 そして、RLRL・・・と右手から叩き始めた場合、このB.D(右足)のタイミングと右手(R)が同じタイミングである事を確認して下さい。
 8分音符は4分音符の2倍の速さなので、この右手で叩く4分音符のそれぞれの真ん中に左手で音を叩いていく結果、合わせて8分音符となるわけです。
 また、この右手の4分音符の動きは、4分音符の叩き方<2>の動きになっていることも確かめ、理解をしてください。その上で、右手左手の音量が同じになるように気をつけて叩くこと。
 これは4分音符に於いても同様に気をつけなければなりませんが、右手が4分音符の動きをしているということを確認しつつ叩くと、どうしても右手の方に気が行ってしまいます。また、右手の動きでテンポをキープしようとしてしまう。右利きの人の場合、ただでさえ左手のショットは弱くなりがちですから、尚更注意が必要です。
 振り上げる高さを左右揃えること。
 いやむしろ、左手の振り上げの方を大きくした方が良い。振り下ろすスピード(手首を返す強さ・速さに依る)や、打面をヒットした瞬間に握る強さ(握力)を考えたら、同じ高さに振り上げても左手の音の方が小さくなる可能性が高い。
 ドラムを叩く上での理想は、左右の力が同じであることです。
 が、どうしても利き手の方が強いのは止むを得ませんから、弱い左手(利き手ではない方)を常に強く叩くことにより、強化していく狙いがあります。
 「右も左も同じ音量で」を心がけて下さい。

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2008年05月03日発行第201号掲載


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