Beat46・WEBドラム教室[11-06]

【4分音符を叩く06】

まとめ(1)


 4分音符の叩き方を3通り述べてきました。内容をまとめます。@ABはそれぞれ、譜面の左側に付けたものと同じです。

 @、音符同士の真ん中で振り上げのタイミングを作る叩き方。
余裕があるなら手首の関節から振り上げ(a)、間に合わないようならスティックの先端から引き上げていく。aのタイミングが的確ならば振り下ろす直前(b)も自然と的確になる。

 A、音符同士の真ん中で振り下ろす直前(b)の状態を作る。
 振り上げのタイミング(a)は意識せずとも、bが的確であればaも的確となる。@と同様aは、余裕があれば手首の関節から、なければ、スティックの先端から引き上げる。

 B、片方のスティックが振り下ろされて音が出ている時、もう片方のスティックは、振り下ろす直前(b)の状態を作る。片方が振り下ろされる過程でもう片方は振り上げられ、音が出た瞬間に振り上げられた方がbの状態をつくる。2本のスティックが互い違いに動く形。

 @の叩き方は、スローテンポにおいて使うとキープがしやすい。テンポが速くなるに従って、@→A→Bの叩き方へと移行していくのが自然でしょう。
 Bをあまりスローなテンポで使うと、スティックの動きが止まってしまい、リズムキープが難しくなり、振り下ろすスピードも損なわれてしまいます。

 次回は、@ABと、「振り上げる高さ」の関係について述べます。音量・音質のコントロールと関係します。

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2008年04月05日発行第197号掲載

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