Beat46・WEBドラム教室[10-03]

【ドラム譜について03】

「パーツの略記号」


 今回はドラムセットのパーツのそれぞれの略記号を説明します。
これも厳密な決まりはありませんが、巷でもほぼこの通りに使われているもの、且つ、このメルマガにおいて使う記号として決めておくという意味で述べたいと思います。
 ほとんどがイニシャルを取ったものです。

 バスドラム=B.D、スネアドラム=S.D、タム=T.T。
 ただしタムについてはハイ・タム=H.T(12インチ)、ロー・タム=L.T(13インチ)と大小で区別します。譜面でのE=H.T、F=L.Tとなるわけです。通常は、標準セットと想定して、タムはこのふたつの場合がほとんどと思ってください。
 これに10インチのタムが加わったとき、この10インチのものをハイ・タム、それまでハイ・タムと言っていた12インチのものをミドル・タム(=M.T)と言い換えて区別します。タムが二つしかなければハイ&ローで、三つならばハイ&ミドル&ローという呼び方で区別するということですね。
 また、タムタム(トムトムと言ったりもする)という言い方が本来のようですが、ここでは『タム』と呼ぶ事にします。
 そして、フロアタム=F.T。ハイハット=H.H。シンバルは元々譜面上の音符の記号で区別されているので、文中では「クラッシュ」「ライド」と呼ぶ事にします。
 その他細かい指定とその説明はその都度行いますが、ほとんどのことは上記に述べた略記号の範囲内で収まると思います。


2008年01月26日発行第187号掲載

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