Beat46・WEBドラム教室 [10-02]

【ドラム譜について02】


 実はドラム譜は、「何をどこに書く」という厳密なルールはどうやら決まっていないようです。
 バスドラム、スネア、シンバル類はほぼ譜面に示した通りですが、その他のタム、フロアタムについては巷の様々な譜面(スコア)を見る限り厳密に決められてはいないようです。
 曲や演奏者に寄ってタムの数は1つだったり、2つだったり、時には3つ以上にもなりますから、使用するタムの区別が譜面上で示されれば良いわけで、
「ここでなければならない」
というわけではない。
 また、前回で述べたようにチューニングの仕方によって音の高低が逆転することもあるし、元々音階がないわけだから単純に区別されればいいということ。2つ以上のパーツが同じ高さの位置にダブって書かれてなければOKなわけです。
 また、ハイハット・ライドの両シンバルは音符のそばに「H.H→」、「Ride→」などの記載をすることで区別されたりします。
 細かい指定は曲によって指示があったりしますがこれも厳密な共通ルールのようなものはあまりない。わかればいいという感じ・笑。
 ただし、基本的な音符とそのそれぞれの意味(長さ等)は万国共通のものを使います。

 今後、文章を簡略化するために、それぞれのパーツの略記号(略語)を決めておきたい。
 巷でもほぼ同様の使われ方をしています。

次回に述べます。

2008年01月19日発行第186号掲載

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