Beat46・WEBドラム教室[09-06]

【音符を叩く06】

〜拍と小節の関係〜


 一般的に一曲の演奏の中では、小節ひとつあたりに同じ数の拍が割り当てられています。つまり、一定の数の拍ごとに「1小節」という単位で区切られるということ。
 そして、拍4つごとが1小節として区切られている音楽・曲が、ポピュラー音楽では圧倒的に多いのです。
 この、「1小節=4拍」であることを、『4/4拍子(4分の4拍子』である、という言い方をします。楽譜を見ると一番左端にアルファベットの「C」のような記号があったりしますが、これが4/4拍子という意味の記号です。
 他に3/4拍子などもわりと多くあります。ワルツのリズムはこれにあたります。
 これは1小節の中に4分音符が3つある、つまり4/4とか3/4とか、この分数のような書き方の、「分母=音符の種類」「分子=1小節の中の(分母に示された)音符の数」という風に解釈すればよいわけです。
 2/4や2/2、中には6/8などの拍子もあります。17/16なんていうのもある・笑。
 これらはそれぞれ、4分音符が2つ、2分音符が2つ、8分音符が6つ、16分音符が17個、1小節の中にあるということです。
 言い換えれば、その音符の「ひとつの長さ×数」の分だけの長さが1小節であるということ。演奏は必ずしも4分音符だけでなされるものではないですからね。
 様々な音符が並んでいても、1小節の長さは特に指定がない限り同じです。指定というのは、稀に曲の途中で拍子を変えることもあるということです。
 まずは4/4拍子の流れ・区切りの感覚をつかめるようにしましょう。


2007年07月28日発行第161号掲載

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