Beat46・WEBドラム教室[09-05]

【音符を叩く05】

〜拍と小節〜


 4分音符ひとつの長さのことを「1拍」という言い方をします。
 テンポをとるのに例えば手拍子したりしますね? その「1つの拍子=1拍」、この言い方は手拍子から生まれたのではないかと思われます。4分音符はテンポを表す基本の音符であるのでその数え方に別の呼び名をつけたのでしょう。
 テンポが速ければ速い程、1拍の長さは短いということですね。
 また様々な音楽を聴いているとメロディーや音の響きに区切りがあることがわかります。
 この区切りのことを「小節」と言います。1拍よりも大きな区切りを作ることで調和や秩序が生まれ、結果気持ち良く聞こえるわけです。
 クルマでドライブをしていて同じスピードで走っていてどこまで行っても同じ景色だと退屈ですよね? 山や谷や海が現れ右や左にカーブしたり。この変化があると楽しい。
 ドライブならスピードの変化をつけることも可能ですが、ポピュラー音楽は原則テンポキープです。
 また、同じリズムパターンが延々と繰り返されると気持ち良く感じることもあるが、これはそのリズムの中に、クルマのドライブに於ける右や左のカーブのような性質がある。 且つ単調に聞こえるリズムパターンでも先述の小節と呼ばれる区切りがどこかにあるのです。
 つまりわずかな変化がどこかにつけられているというわけです。

 次回、拍と小節の関係を述べます。

2007年07月21日発行第160号掲載

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