Beat46・WEBドラム教室[09-03]

【音符を叩く03】

〜8分音符と16分音符〜



 8分音符は4分音符の2倍の速さです。つまり、長さは4分音符の半分。
 4分音符をひとつ叩き、次の4分音符を叩くまでの時間のちょうど半分のところでもうひとつ叩く。
 これを繰り返すと8分音符が並ぶことになる。
 そしてこの8分音符の音の時間の間隔のちょうど真ん中にもうひとつ音を加えていくと16分音符が並ぶ。
 わかりにくいかな?
 では、定規を用意してください。はい、モノサシです。
 目盛りの2センチ間隔が4分音符だと仮定して下さい。
 時間の経過は左から右、つまり目盛りの数字が増えて行く方向。
 2センチが4分音符ひとつ分の長さだから、1センチが8分音符1個の長さになる。
 そして5ミリが16分音符1個。
 こうしてみると、3種類の音符の長さの関係は明白ですね。
 16分音符は8分音符の半分の長さ。
 そして4分音符の1/4の長さです。
 では、目盛りの0からスタートして、1秒間隔で2センチごとに指差してみてください。
 はい、これは前号で述べたようにテンポ=60で4分音符を演奏したことと同じです。
 その時間の間隔を守りつつ、さらに今度は1センチのところも指差すことを加えると8分音符をテンポ=60で演奏したことになる。
 つまりスタートして1秒後に2センチのところを差す途中で1センチのところも指差すわけです。
 スタートして0.5秒後に1センチを差し、さらにその0.5秒後に1センチを差す。その先はこれを繰り返して行く。
 次の音符(目盛り)までの時間の経過を一定にすること、これがテンポキープ、リズムキープということなのです。
 また、2センチを1秒間隔でと決めたことこれが、「これぐらいのテンポで演奏しよう」と演奏者自身が決めたということです。

2007年07月07日発行第158号掲載

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