Beat46・WEBドラム教室[09-02]

【音符を叩く02】

〜4分音符〜


 4分音符は基本的に、演奏する速さ(=テンポ)を表す音符です。
 「これぐらいのテンポでやろうよ。」と決める時に、この4分音符を手拍子したり足を踏み鳴らしたりします。
 また、楽譜(スコアとも言う)などに、『4分音符(記号)』=120というような表示がありますが、これは<1分間に4分音符を120回演奏する速さ>という意味、つまりその曲のテンポを表すわけです。
 時計の秒針は、テンポ60と同じ速さということになりますね。
 つまり、秒針と同じ速さで4分音符を演奏すればそれはテンポ60の速さだということ。演奏するテンポとしてはかなり遅いです。やってみればわかります。
 数字が大きい程、テンポは速いということですね。
 演奏を始める時、よくドラマーがスティックを打ち鳴らして、「ワン、ツー、スリー、フォー!」とか言ってカウントしてからメンバーが一斉に音を出し始めますね?
 あれも原則4分音符で打ち鳴らすのです。
 たまに、あれは単に演奏を始める合図に過ぎないと思ってる人がいる! カウントのテンポと演奏が始まってからのテンポが全く違ったりしてる。が、カウントも含めて「演奏」なわけです。お間違いなく。
 まず最初にこの4分音符の速さを決め、それによって8分音符、16分音符の速さも自動的に決定するわけです。
 それぞれの速さ(=長さ)の比率を次回に述べます。

2007年06月30日発行第157号掲載

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