Beat46・WEBドラム教室[09-01]

【音符を叩く01】

〜音符を理解する〜


 さて、いよいよ実践的な内容に入ります。
 楽器の演奏は、ほぼ万国共通の音符を操って音を出していくわけですが、この音符の意味がわかっていないと、演奏は出来ないということになります。
 皆さんの中には、楽譜・譜面(いわゆるスコア)を見なくとも、耳に聴こえて来る音をそのままマネする「耳コピー」という方法でバンドをやっている人もいると思います。
 譜面は必ずしも読めなくていいですが、今自分が出している音、そしてバンドの他のメンバーが出している音は何の音符かをわかっていないと、タイミングを合わせるべきところ、互いの音同士が間に入って交互に聴こえるべきところ、演奏のズレなどを正確に把握出来ない。
「なんか、合ってないよね?」「なんか気持ち悪いよね?」と感じても、何故か? がわからない。リズムがハシル・モタルということは、耳で聴いただけでわかることもありますが、タイミングが完全にずれているのか、或いは、そこまでではないが、少しヅツ狂ってきてるのかは、やはり音符を理解していないと判断できないと思われます。
 シンプルに言うと、「音符を理解する=それぞれの音符の長さの関係を理解する」ということです。
 さしあたり、ドラムの演奏に必要なのは、4分音符、8分音符、16分音符です。この三つの音の長さと、互いのその長さの関係(比率)をまず理解しましょう。
 次回に具体的に述べます。


2007年06月23日発行第156号掲載

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